ブルーリボンバッジをイラストで揶揄 降旗聡議員が口頭で謝罪

拉致問題

埼玉・吉川市議会会派「市民の会・無所属」が作成した議会報告ビラにおいて、「お金をばら撒く政治家」のイラストに拉致被害者救出を願うブルーリボンバッジが書き込まれていた問題で、会派代表の降旗聡議員が救う会福岡関係者に口頭で謝罪した。

問題の議会報告ビラは「市民の会・無所属」の会報誌で、「H30年12月議会報告」と題されていた。無料素材サイト「いらすとや」で配布されている「お金をばら撒く政治家」のイメージイラストに、拉致被害者救出を願うブルーリボンバッジが書き込まれた状態で掲載され、平成31年1月に発行された。

ビラが配布された直後に同市議会の同僚議員(他会派)がSNS上で問題を指摘し、全国的に批判の声が広まった。事態を重く見た救う会埼玉や救う会福岡が抗議を行ったものの、降旗聡議員と「市民の会・無所属」はこれを撤回せず、配布を継続していた。

しかし令和元年5月、再度救う会福岡関係者が電話で抗議を行ったところ、降旗議員本人が電話で折り返し、「本当に誤解を与えて、不愉快な思いをさせて申し訳ありませんでした。今後はこうした事がないように気をつけて参ります」と謝罪した。

さらに降旗議員は北朝鮮による拉致問題について、「(救出運動に)一緒に取り組みたい。早く解決したいと思っています」と述べた。

降旗議員に電話した救う会関係者は、「降旗議員と何度も電話で話して、この人は他の会派メンバーをかばっているのではないかと思った。この人は勇気があると思う」と感想を述べた。

問題発生から半年を経過し、ようやく会派代表者から謝罪の言葉が出た。

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