救う会奈良が救出大会 石平氏「中国共産党政権が北朝鮮の体制を支えている」

救出運動

令和元年11月2日、奈良市において拉致被害者救出をテーマに「救う会奈良大会」が開催され、市民ら約100名が集まった。

大会は救う会奈良(佐藤一彦会長)が主催し、救う会全国協議会の西岡力会長と、拓殖大学客員教授の石平氏が講演した。

中国問題に詳しい石平氏は、北朝鮮の現状について「北朝鮮の独裁体制を支えているのは中国共産党政権。年間120万人の観光客を北朝鮮に送ることで、外貨獲得の機会を与えている」とし、事実上中国が北朝鮮を援助していると指摘した。

西岡力会長は「北朝鮮は圧力が高まった時だけ話に乗ってくる。最大限の圧力が必要」と述べた。

さらに元衆議院議員の西村真悟氏も登壇し、「自衛隊には北朝鮮から拉致被害者を救出する能力はある」と述べ、「歴代政府が救出命令を出さない」ことが問題であると指摘した。

参加者らは大会後、近鉄奈良駅前をデモ行進し、世論へ向けて拉致問題を訴えた。

デモ行進する救う会奈良関係者

※この記事は選報日本から転載しました。

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